ZOWIE EC2-CW レビュー

ZOWIE EC2-CW レビュー

ようやく、ZOWIEがワイヤレスマウスを発売しました。初めてのワイヤレスマウスがどのような実力なのかをレビューしていきます。

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EC-CWシリーズについて

ZOWIE初めてのワイヤレスマウスシリーズで、エルゴノミクスマウスとして名高いECシリーズをそのままワイヤレス化したモデルです。ECシリーズと同じく3サイズでの展開で、1→3の数字に向かってサイズが小さくなります。 (今回レビューするのはミディアムのEC2-CWです。

梱包と同梱物

化粧箱の表面にはEC2のシルエットとEC2-CWの文字が。
しかし内容物はEC無印と異なり内容物がかなり豊富です。

マウス本体、USBケーブル、USBドングル、USBレシーバ、充電機能付きレシーバー、説明書、換えソールEC無印と比べても一般的なマウスと比べて充実したパッケージです。

EC2-CWは一般的なワイヤレスマウスがケーブルを用いて充電するのに対して新しい方法を採っています。
エンハンスドワイヤレスレシーバーと呼ばれるスタンドはマウスの先端部にある端子を合わせるだけで充電を開始してくれます。
(もちろん有線による充電、接続もサポートしています)

バッテリー持ち

EC2-CWは300mAhで最大70時間に対応していて、他のワイヤレスマウスにはやや劣りますがスタンドレシーバーの利便性を考えるとそこまで重要な課題でもない気がします。

実際に数週間使用しましたが、レシーバーで充電する癖がつくので充電が切れてしまった!ということは起こりませんでした。

コーティング

コーティングの質はまずまずです。
表面は滑りづらいマットな加工がされているものの汚れや皮脂が特に目立ちやすく、少し握っただけでも指紋が残ります。

マイクロファイバーなどで拭くときれいにはなりますが、汚れはマウスを握ればついてしまい、毎度毎度拭くというのも現実的ではないことからこの加工は受け入れるしかないのかもしれません。

グリップ性能はあまりなく、汗をかけばさらに滑りやすくなるため付属しているグリップテープをつけるのが実質標準です。

形状

EC2-CWはかぶせもちやつかみ持ちに特に適しており、深く握りこんでも指を立てるようにして持ってもきちんとしたフィット感が得られます。
EC形状をそのまま受け継いだマウスであるためエルゴノミクス形状は文句なしの一級品です。

ECシリーズの形状はエルゴノミクスの代表格といってもよいほど有名な形状で、握った時の手の形に自然にフィットしかぶせ持ちもつかみ持ちも違和感なく使用できます。

その他の機能

ZOWIEのマウスにはソフトウェアがなく、各種機能の設定は底面にあるボタン類とLEDで確認する仕様です。
マウス底面のDPI変更ボタン、ポーリングレートの変更やクリックの反応速度などがここで設定可能です。

まとめ

ZOWIE EC-CWはEC形状をそのまま受け継いだThe エルゴノミクス形状のゲーミングマウスです。
かぶせ持ちやつかみ持ちに最適で、エルゴノミクス形状が安定した操作を可能にしてくれます。

EC2CWの価格は22,000円と直近のコストパフォーマンスに優れた新興メーカと比較するとどうしても高いようにも感じてしまいますが、高いビルドクオリティと機能性を考えれば一概に高いとも言えません。

EC形状は多くのエルゴノミクスマウスに取り入れられていて、EC2-CWよりも安いものも多く存在します。
最近発売されたPulsar XliteV2などが良い例です。一度もエルゴマウスを使用したことがない人はそれらの価格のマウスを試し、気に入ったらEC2-CWを購入するのも良いのではないかと思います。

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