求めていたGPROmini HECATE G3MPro

求めていたGPROmini HECATE G3MPro

HECATE G3MProをレビューします。G3MProは二つのスイッチを搭載しており、シーンに応じて自由に切り替えることができます。京東公式ストアでの販売価格は224元、日本円で約4700円とかなり低価格です。

HECATEとは

まず簡潔にHECATEがどんなメーカーかを紹介します
HECATEの親会社はEdifierという音響メーカーで、PC周りのデバイスを販売しています
そのEdifierが2013年にEdifierのゲーミングプロダクト部門として設立したのがHECATEです
ヘッドセットやイヤホン、マウスを販売しておりそのコストパフォーマンスの高さから人気のメーカーです
日本Amazonにもショップを構えていてその入手性の良さもあり多くのファンを抱えています

同梱物

・マウス本体
・レシーバー
・USBアダプタ
・ケーブル
・ステッカー
・説明書
シンプルなパッケージです

概要/スペック

形状GPROminiボタン数6
重量66g最大解像度26,000DPI
全長118.7×61×38.6mmカラーリングホワイト/パープル/シアン
センサーPAW3395スイッチHuanoBlueShellPinkDot/サイレント
PR最大1000HzソフトウェアHECATE connect
バッテリー300mAh/70h接続方式2.4GHz/Bluetooth/無線
表はTrasnsparentバージョンについて。通常版はやや仕様が異なります

Hecate G3MProは本体にスイッチを二つ搭載していて、基盤をずらすことによってクリックするスイッチを変えることができるという尖った機能を持っています。

底面にあるゲームコントローラとサイレントのアイコンを使用したいときにスライドさせてクリック感や音を手軽に変化させることが可能です。
ゲーム向けのスイッチにはHuano Blue Shell Pink dotを、静音用はタクトスイッチが使用されています。

似たような機構を持つマウスとして、Ironcat(incott)のHPC01MPROが存在します。こちらはスライド式のギミックではなく底面からスイッチをスワップして取り付ける方式です。
G3MProのほうがひと手間省けるので機能として優秀だと思います。
HPC01MPROは4000Hz対応や付けられるスイッチパックにバリエーションがあるので是非チェックしてみてください
[Ironcat HPC01MPro]➤ 因科特HPC01M电竞鼠标微动热插拔游戏专用无线办公paw3395鼠标

外見/質感

ビルドクオリティは悪くないです。シェルのつなぎ目は正常で各部位のクリックもいっていのフィーリングを与えてくれます。
シェルはさらさらとしていてグリップ性能はやや低いです。
半透明のシェルから中が透けて見えるのが他にはないセンスを感じます。

クリック部分には凹みが設けられていて使用時に指を最適なポジションに置けます。
サイズ感はgPROを一回り小さくしたくらいで、GPROの大きさに不満があった人には刺さる大きさです。

サイドはGPROのような切り落とし形状というより若干逆ハの字のくびれがついていてバランスが取れている印象です。

GPROを小さくしたような形状のため、癖が少なく様々な持ち方に対応しています。
また今まで大きさゆえにGPROを避けていた女性プレイヤーなどにもおすすめです。

スイッチ/ボタン

メインボタン

G3MProの一番の特徴はスライド機構によってスイッチが切り替えられる点です。
前述したとおりメインスイッチにHuano Blue Shell Pink Dot、静音用にタクトスイッチを採用しています。

ゲーム用ボタン

スイッチを切り替えるにはマウスの底面上部にあるスライダーを動かします。
ゲーム用であるメインスイッチの押し心地は柔らかめで、クリック音の反響も少ないです。
いわゆるゲーミングマウスのパチパチとしたクリック音はならず、悪く言えば歯切れの悪い不明瞭な押し心地です。優しいクリック感が好きな人に向いています。

静音スイッチ

静音ボタンにはタクトボタンが使われていて、コリコリとしたクリック感がとても癖になります。
音もかなり静かで公共の施設で使っていても問題のないレベルだと思います。

サイドボタン

サイドボタンのクリック感は軽く高い音がします。
また表面の質感はトップシェルと異なりマットではなく透明度が高い加工です。

ホイール
ホイールの回し心地はやや硬く、回すときに抵抗感があります。ノッチはある程度あり回しすぎることも起きません。

センサー/フィート/ソフトウェア

センサーは最新のPixArt社のPAW3395を搭載しています。高速で高解像度、低消費電力の性能が高いセンサーチップです。

マウスフィートは初期状態で底面上部に一つ、センサー周囲に円を描くように一つ、レシーバーポケットを挟んで二つ、計4つのソールが添付されています。
かなり特殊形状のソールかつオンラインストアでのソールのみの販売がなされていないため、摩耗した際には丸形汎用ソールを貼る必要があります。

G3MProは「HECATE Connect」を通して各機能のカスタマイズが可能です。

まとめ

HECATE G3MProは二つのスイッチを切り替えられる特殊な機構を持ったマウスです。
随所で性能を抑えながらもビルドクオリティの高いGPROminiです。
今までGPROの大きさが手に合わなかった人や女性でも手を出しやすい大きさだと感じました。
またデュアルスイッチ機構を搭載していて実用性もある性能ですが、4700円という圧倒的な価格のアドバンデージがあります。
機能性が欲しい人もこの形状が欲しい方も是非一度購入して触ってみるべきマウスです。

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